ブロック図は詳細設計の前段階

簡単に分かりやすく書こう!

 要求仕様書(客先の仕様書)の内容を、図にして分かりやすく書いたものがブロック図と私は思っています。仕様書は各機能毎に記載されていて、たとえばSignal AにHIの信号が入力されると、モーターが正転するとか、Signal BにHIが入力されるとモーターが逆転するとか書かれていると思います。

簡易ブロック図


 上記のブロック図は、必要最小限の内容を記載しています。ここから、外部の負荷がどのようなものかを調査して、回路図が書けるまで落とし込んでいきます。

外部負荷を追加したブロック図

  外部負荷や外部の情報を記入すると、基板内でどんな信号が必要かが見えてきます。また、各回路もどのような構成にするかも見えてきます。

ブロック図

 ここまで来たら、あとはデータシートや仕様書を見て、各負荷に流れる電流値を確認して回路構成を決めていきます。